10月に入り、太平洋上で発生した**台風22号「ハーロン」**がじわじわと勢力を強めています。
小笠原諸島周辺では、すでに強い風や高波が続いており、父島や母島では交通への影響も出始めています。
旅行や帰省の予定がある方は、早めに台風情報をチェックしておくことが大切です。
この記事では、最新の進路情報や小笠原諸島への影響、飛行機・船便の欠航情報、
そして家庭でできる台風対策まで、主婦の視点でわかりやすくまとめました。

「最新の進路・交通の影響・家庭の備え」この3つを押さえるだけで、安心感がぐんと高まります!
台風22号2025の最新進路は?発生状況と今後の動きをチェック
2025年10月6日現在、台風22号(ハーロン)は父島の南南西約210〜240km付近に位置し、
中心気圧はおよそ993hPa、最大風速25m/s、最大瞬間風速は35〜50m/sと、
次第に勢力を強めながら西北西方向へゆっくり進行中です。
今後は海水温の高いエリアを通過するため、**9日頃には「非常に強い台風」**に発達する見込み。
進路はまだ定まりませんが、小笠原の南を通過後に北寄りへ進路を変える可能性があり、
高気圧の縁を回るように「Uターン」するパターンも指摘されています。
太平洋沿岸部を中心に、西日本から東日本の太平洋側で風雨が強まる恐れがあり、
特に9〜10日にかけては広範囲で注意が必要です。

今後さらに発達し、9〜10日にかけて西〜東日本の広い範囲で影響が出る見込み。進路のこまめなチェックが安心です
小笠原諸島(父島・母島)への影響は?強風や波の高さに注意
小笠原諸島では、6日から7日にかけて特に風と波が強まる見通しです。
父島では6日午前に最大瞬間風速26.1mを観測し、今後も30m前後の強い突風が予想されています。
海上は大しけで、波の高さは6日で最大5メートル、7日でも4メートル前後と荒れた状態が続きそうです。
また、台風の接近により局地的な豪雨や落雷、突風も発生しやすく、
屋外での活動やフェリーの乗船、観光ツアーは見合わせるのが安全です。
宿泊先では早めに食料や飲み物を確保しておくと安心ですね。

6〜7日は父島・母島ともに荒天。高波と突風が続くため、無理な外出は避けて“安全第一”で過ごしましょう
飛行機の欠航・遅延はある?ANA・JALなど主要便の最新情報
6日昼時点で、台風22号の影響による欠航や遅延が発生し始めています。
ただし、小笠原諸島(父島・母島)には空港がなく、主なアクセス手段は船便。
そのため、航空便としては八丈島や伊豆諸島方面の臨時・チャーター便が影響を受ける形です。
ANAやJALの運航便でも、羽田や成田を発着する便に遅延・欠航の可能性が出ています。
特に南方ルート(九州・沖縄方面)や太平洋沿岸路線は天候に左右されやすいため、
出発前には必ず航空会社公式サイトや最新の運行情報を確認しましょう。

小笠原行きは船が中心ですが、周辺エリアの空路にも影響。早めの確認と予定変更が安心です
船便や観光ツアーはどうなる?おがさわら丸の運航予定を確認
小笠原諸島と本土を結ぶ定期船「おがさわら丸」は、台風接近により運航予定を前倒し。
10月8日(水)父島15:00発予定だった便は、1日早い7日(火)15:00発に変更されています。
今後の天候次第では、さらなるスケジュール変更や欠航の可能性もあるとのことです。
また、父島〜母島間を結ぶははじま丸も荒天の影響を受けやすく、
運航の有無は当日朝に発表されるケースが多いので、公式サイトやSNSの確認が欠かせません。
観光ツアーについても、ダイビングやカヤックなど海のアクティビティは軒並み中止。
現地滞在中の方は、ホテルやツアー会社の案内をこまめにチェックしましょう。

おがさわら丸は前倒し運航、海ツアーは中止が相次ぐ見込み。最新情報は“公式サイト確認”が一番確実です
家庭でできる台風対策|停電・断水・備蓄をチェック
台風が近づくと気になるのが停電・断水への備えです。
家庭でもできる簡単な対策を、今のうちに見直しておきましょう。
🔦停電対策
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懐中電灯やLEDランタンを人数分準備
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モバイルバッテリーやポータブル電源をフル充電
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カセットコンロ・ガスボンベを確保
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冷蔵庫の開閉は最小限にし、保冷剤や氷で温度維持
🚰断水対策
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飲料水は1人1日3リットル×3〜7日分
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生活用水は浴槽やバケツにためてトイレや掃除用に活用
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簡易トイレ・ウェットティッシュも忘れずに
🍱備蓄リストの一例
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常温保存できる食品(レトルト・缶詰・パックご飯など)
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懐中電灯・電池・携帯ラジオ
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カセットコンロ・ガスボンベ数本
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簡易トイレセット、ティッシュ・除菌シート類

“最低3日、できれば1週間分”の備えが安心。家族の人数やペットの分も忘れずに準備を
まとめ|最新の進路と交通情報をこまめに確認して安全に
台風22号(ハーロン)は、今後さらに発達しながら日本の南海上を北上する見込みです。
小笠原諸島ではすでに強風・高波が続き、船便や観光ツアーにも大きな影響が出ています。
旅行や帰省の予定がある方は、**「気象庁」「おがさわら海運」「ANA・JAL公式サイト」**など、
信頼できる情報源をこまめにチェックして、無理のない行動を心がけてください。
家庭では停電・断水に備えた準備を早めに行い、
「家族で過ごす安全な時間」を守るために、冷静に対応していきましょう。

情報の早確認+備え”が安心のカギ。焦らず落ち着いて、家族と安全に過ごしましょう