台風が近づくと、真っ先に気になるのが交通機関への影響です。
飛行機は飛ぶのか、新幹線や電車は動くのか、そして進路に近い四国ではどんな警戒が必要なのか…。
予定がある方は落ち着かないですよね。
2025年9月4日現在、台風15号（ペイパー）は奄美大島の東で発生し、すでに九州南部に接近しています。
その後は東へ進路を変え、四国から東海・関東を横断する見込みと予報されています。
進路にあたる地域は大雨や強風に加え、飛行機や鉄道など公共交通にも大きな影響が出そうです。
この記事では、台風15号の最新進路情報とともに、飛行機や新幹線・電車の運行状況、そして四国での影響について分かりやすくまとめました。
お出かけや旅行、出張の前にぜひチェックしてください。
台風15号2025の最新進路は？予想される影響を確認
台風15号は9月4日午前、鹿児島県種子島の南およそ170km付近を北上中。
中心気圧は1002hPa、最大風速18m/s、最大瞬間風速25m/sと報じられています。
午後から夜にかけて九州南部に最接近、あるいは上陸する可能性が高まっています。
その後はゆっくりと東寄りに進路を変え、5日昼前には東海地方、午後には関東甲信地方に接近する見込みです。
東京など首都圏でも警報級の大雨が予想されており、広い範囲で注意が必要です。
特に宮崎・大分・高知・徳島・愛媛・静岡・愛知・岐阜などでは線状降水帯が発生する恐れがあり、短時間で非常に激しい雨となる可能性があります。
土砂災害や河川の氾濫にも警戒しなければなりません。
台風15号は九州南部から四国、東海、関東へ進む予想。広範囲で大雨や強風、線状降水帯のリスクあり
飛行機への影響は？欠航や運航見合わせの可能性
台風が接近すると、航空便は真っ先に影響を受けます。
2025年9月4日現在、九州・四国・関西・関東を発着する便を中心に、欠航や遅延のリスクが高まっています。
ANAやJAL、ピーチなど主要航空会社は「遅延や欠航の可能性あり」と発表しています。
多くの場合、欠航判断は出発前日夕方から当日朝、あるいは直前30分〜1時間前に行われます。
特に横風が15〜20m/sを超えると安全のため欠航となることが多く、台風の進路にあたる鹿児島、宮崎、種子島、屋久島、奄美大島の各空港は要警戒です。
さらに、関西国際空港や伊丹、羽田、成田といった大都市圏の空港も進路次第で欠航が相次ぐ可能性があります。
欠航情報は各航空会社の公式サイトや空港の公式ページで確認できるほか、メールやSNS通知を利用すると便利です。
欠航判断は直前に行われることが多いので、必ず出発前に航空会社や空港の公式情報をチェック！
新幹線や電車は動く？運行見合わせや遅延情報をチェック
鉄道も台風の影響を大きく受けます。
九州新幹線は現時点では通常運行予定ですが、台風が接近するにつれて一部区間で運休や遅延が出る可能性があります。
山陽・東海道新幹線は特に注意が必要です。
瞬間風速が20〜25m/sを超える場合や大雨警報が出た場合には、計画運休が発表されるケースがあります。
過去の例では、台風接近の前日夕方に「翌日の運休計画」が発表されることもありました。
JR四国ではすでに高知〜松山間の特急「あしずり」「南風」など一部列車の運休が決定しています。
また、九州のJR日豊本線や日南線でも運転見合わせが始まっています。
さらに山陽地方（広島・山口など）も影響エリアに含まれるため、4日から5日にかけて運休が広がる可能性が高いです。
新幹線や在来線は強風や大雨で運休・遅延が出やすい。前日夕方や当日の朝に“計画運休”が発表されることも！
四国への影響は？地域ごとの注意ポイント
台風15号は9月4日夕方から5日朝にかけて、四国に接近または上陸する見込みです。
特に高知・徳島・愛媛では警報級の大雨や暴風が予想されており、線状降水帯が発生する可能性もあります。
最大で24時間雨量が300mmに達するとの予測もあり、土砂災害や浸水リスクが非常に高まっています。
高知県では太平洋側で特に雨量が多く、海岸部では高波や浸水に注意が必要です。
徳島県は山間部での土砂災害リスクが高く、鳴門市や阿南市などの沿岸部では高波にも警戒を。
愛媛県では松山や新居浜、今治など都市部でも雷を伴う大雨が予想され、道路や鉄道の冠水に注意が必要です。
香川県は比較的雨量が少ない予想ですが、暴風や河川の増水など二次的な影響に注意が必要です。
交通やライフラインへの影響も避けられず、JR四国の運休や高速道路の通行止め、フェリーや航空便の欠航も想定されます。
事前に備蓄や避難準備を整えておくことが安心につながります。
四国は大雨・暴風・高波のトリプルリスク！特に高知や徳島は要警戒。交通やライフラインの影響も見越して準備を
まとめ｜最新情報をこまめに確認して安全に過ごそう
台風15号は九州から四国、東海、関東へと進む予想が出ており、広範囲で警報級の大雨や暴風が懸念されています。
飛行機や新幹線、電車は欠航や運休が相次ぐ可能性が高いため、必ず出発前に公式サイトやアプリで最新情報を確認しましょう。
また、四国を中心に線状降水帯や土砂災害、河川氾濫のリスクが高まっています。
避難情報や警報が出た際には早めの行動を心がけてください。
家庭では水や食料、モバイルバッテリーなどの備えを整えておくことが安心につながります。
台風15号は広範囲に影響する見込み。交通機関の情報と気象情報をこまめにチェックし、早めの備えで安全に過ごそう！
