よく喋るインコの種類は?特徴や値段・おしゃべりに育てる教え方のコツも解説!

おしゃべりをしている二羽のインコ ペット
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「よく喋るインコの種類にはどんな子がいるんだろう?」

インコを飼うなら、楽しくおしゃべりが出来ると毎日が楽しくなりますよね。

インコは小型の鳥類の中でも特に人気が高く、その中でもおしゃべりが上手なインコは、飼い主の癒しや楽しみにもなっています。

この記事では、よく喋るインコの種類や特徴、おしゃべりを教える方法についても解説します。

インコを飼いたいと思っている人や、すでに飼っているけどおしゃべりをもっと上手にさせたいと思っている人は、ぜひ最後まで読んでみてください。

インコがよく喋るのはなぜなんだろう?

ペアのインコが枝にとまっている

インコが喋るのは、コミュニケーションの一環だからなのです。

インコは群れで生活する動物で、仲間とコミュニケーションをとるために、鳴き声を使っています。

私たちは声帯を使って言葉でコミュニケーションをとりますが、インコも同様に、鳴管(めいかん)と呼ばれる器官を持っています。

この器官を活かして、彼らはさまざまな鳴き声を発することができるんです。

鳴き声には、仲間への呼びかけ、危険を知らせること、求愛など、さまざまな意味があります。

人間の声も、インコにとっては一種の鳴き声です。

人間の言葉を覚えて真似することで、インコは人間とのコミュニケーションをとれるのです。

飼い主との会話を楽しんだり、飼い主の注意を引いたりするために、インコは積極的に言葉を覚えようとします。

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よく喋るインコの種類や性格・値段は?

次に、よく喋るインコの代表格は、以下のとおりです。

  • セキセイインコ
  • マメルリハ
  • オカメインコ
  • ウロコインコ
  • ボウシインコ

セキセイインコ

枝に止まる二羽のインコ

セキセイインコは、インコの中でも最も人気の高い種類です。

体長は約18~23cmと小型で、丈夫で飼いやすいことも人気の理由です。

小型のインコの中で、最もしゃべるのが得意な鳥で、中には100種類以上の単語を話す個体が記録されています。

珍しく、長文もしゃべることがあり、昔話「桃太郎」なども披露します。

基本的にはオスの方がメスよりもよく覚える傾向があり、生後4ヶ月ぐらいから単語を覚えさせるのが良いでしょう。

ただし、最初の単語を教えるには根気が必要で、手乗りかつ単独で飼うことが覚えやすさにつながります。

  • 体長:約18~23cm
  • 寿命:約8~15年
  • 分布:オーストラリア
  • 性格:人懐っこく、飼い主によく懐きます。
  • 値段:2,500円~

セキセイインコの種類や性格は人懐っこいのか?こちらの記事では、セキセイインコの飼い方や病気についても解説しているので、気になる方は参考にしてください。

マメルリハ

マメルリハ

手に乗りやすいセキセイインコよりも小型なサイズになります。

全体的にまるみを帯びた体型が特徴で、ペットとして人気のあるコザクラインコにも似ています。

おしゃべりはセキセイインコほどではないものの、賢く単語や名前を覚えられるのが魅力。

マメルリハはおしゃべりが得意な子とそうでない子の差がはっきりしているため、強制的におしゃべりを教え込むのは避けた方が良いでしょう。

マメルリハの性格は、感情表現が豊かで、気まぐれな性格を持っています。

普段はおとなしく自分のペースで過ごし、人間にもすぐに慣れる一方で、気分が悪くなると突然攻撃的になることがあります。

  • 体長:約12~13cm
  • 寿命:約15~20年
  • 分布:南アフリカのエクアドル/南アメリカのペルー北西部・太平洋沿岸
  • 性格:感情表現が豊かで、気まぐれな性格。
  • 値段:20,000~50,000円

オカメインコ

二羽のオカメインコ

オカメインコは、インコの中でも特に大型で、体長は約30cm程度になります。

全長の半分を占める尾羽と、頭頂部にある冠羽が特徴的で驚いたり緊張したりした時や危険を感じた時には立ち上げ、リラックスした状態では寝ていることが一般的です。

日本でも人気のあるペットで、高い知能を持ち、雛の頃から育てた場合は人に親しみやすい性格になります。

オスは短い言葉を数語覚えて話すこともありますが、一般には飼い主以外にはわからないことがほとんど。

代わりに口笛が得意で、誰もいない部屋で飼い主を呼ぶために大声で騒ぐこともあります。

  • 体長:約30~35cm
  • 寿命:約15~20年
  • 分布:オーストラリアの内陸部
  • 性格:大人しく繊細、人馴れしやいが寂しがり屋な性格。
  • 値段:10,000~50,000円

ウロコインコ

一羽のウロコインコ

ウロコインコは、首からお腹にかけてうろこ状の模様が特徴で、その由来から名付けられたインコの一種です。

活発で愛情深い性格が魅力的なウロコインコは、中型のインコとして人気を博しています。

彼らは人間の子供のような無邪気さや可愛らしい仕草で知られています。

おしゃべりも得意ですが、滑舌はあまり良くありません。それでも、賢さを活かして簡単な単語を覚えられるのです。

  • 体長:約25~27cm
  • 寿命:約12~18年
  • 分布:南アフリカ
  • 性格:好奇心旺盛な陽気で明るい性格。
  • 値段:70,000~140,000円

ボウシインコ

一羽のキエリボウシインコ

ボウシインコは主に緑色で、頭部が黄色くなることがよくあります。

体型はしっかりとしており、攻撃性が少ない大型インコの一種です。

飼い主には親しみを示し、おしゃべりも得意にこなします。

一方で、他人には慎重で初対面や予期せぬ来客には注意が必要です。

賢い頭脳を備え、言葉を覚えるのも早く、おしゃべりも得意なため、驚くべき才能を持つ素晴らしいインコです。

  • 体長:約35~45cm
  • 寿命:約40年前後
  • 分布:アマゾン川流域・中南米
  • 性格:比較的大人しくお喋りが得意な明るい性格。
  • 値段:200,000~350,000円

ヨウム

おもちゃで遊ぶヨウム

ヨウムはグレーの体に目を引く赤いしっぽを持つ、大型なインコです。

ヨウムはその知能ゆえに、他のインコの中でもっとも頭の良いとされています。

実際、5歳の子供と同じくらいの知能を持つとも言われています。

このため、言葉の習得が早く、流暢におしゃべりできる個体もいます。

ヨウムは飼い主の言葉を覚えるだけでなく、会話を楽しむ相手に合わせて口調を変えることも得意のようです。

寿命は50年と言われ、飼い主との共同生活が一生にわたることが期待されます。

長期的な飼育環境や将来の計画を考慮し、慎重にお迎えすることが重要です。

  • 体長:約33cm
  • 寿命:約50年前後
  • 分布:アフリカ西海岸の森林地帯
  • 性格:とても繊細で神経質・自己主張が強い性格。
  • 値段:230,000~300,000円
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よく喋るインコに育てる教え方のコツ

とうもろこしとインコ

インコは、おしゃべりが得意な鳥として知られており、なかには、会話のような長い文章を覚えるインコもいます。

では、どうすればインコをおしゃべりに育てられるのでしょうか。

  • 覚えやすい言葉から教える
  • ヒナの時から教え始める
  • 毎日話しかけたくさん褒める
  • 複数飼いせず1羽で育てる

覚えやすい言葉から教える

インコにおしゃべりを教えるときには、覚えやすい言葉から教えると効果的です。

日常のあいさつや飼い主の口癖など、頻繁に使う言葉や、インコの本来の鳴き声に似た音は、覚えやすいことがよくあります。

例えば、「おはよう」「こんにちは」「さようなら」「おいで」などの短くてシンプルな言葉は、インコでも覚えやすいでしょう。

「ごはん」「ママ」「パパ」など、よく使う言葉も覚えられます。

他にも、「○○ちゃん」と呼ぶことで、インコは言葉を認識するようになります。

パ行はインコの「ピー」と鳴く声にも似ているため、覚えやすく繰り返しやすいのです。

おしゃべりを楽しむためには、インコにとって覚えやすい言葉から教え始めてみましょう。

  • 挨拶などの短い言葉
  • 口癖など繰り返し使う言葉
  • パ行の言葉

ヒナの時から教え始める

インコは、生後3〜4ヶ月頃からコミュニケーションを始めると言われています。

そのため、早いうちから教え始めることで、お喋り上達のスピードを早めることができます。

ヒナのインコは、飼い主の声や言葉をよく覚えます。

そのため、ヒナの頃から話しかけたり、歌を歌ったりすることで、インコは飼い主の声や言葉に慣れ、お喋りを覚えやすくなるでしょう。

毎日話しかけたくさん褒める

インコをお喋りに育てるために、毎日話しかけ、コミュニケーションをとることが大切です。

インコは、飼い主とのコミュニケーションが大切なので、毎日話しかけることで、インコは飼い主に興味を持ち、言葉を覚えやすくなります。

また、インコが話しかけてきたときには、必ず返事をするようにしましょう。

インコは、飼い主に返事してもらうことで、コミュニケーションをとる楽しさを覚えていきます。

インコは、飼い主からの褒め言葉でやる気を出して、お喋りするようになります。

最初は視線を合わせたら、笑顔で大げさに褒めてあげるようにすると、インコは興味を持ちやすくなります。

毎日のお世話の際にも、積極的に話しかける習慣をつけると、おしゃべりが得意なインコに成長するかもしれません。

複数飼いせず1羽で育てる

インコは、群れで暮らす習性があります。

そのため、複数飼いすると、お互いに話しかけ合う時間が増え、飼い主と話す時間が減ってしまうことがあります。

また、複数飼いすると、喧嘩やケンカが起こることもあります。

喧嘩やケンカをすると、インコはストレスを感じ、おしゃべりをする意欲が低下してしまう可能性があります。

そのため、インコをおしゃべりに育てるために、複数飼いせず1羽で育てるのがおすすめです。

よく喋るインコの種類は?のまとめ

この記事では、愛らしさと賢さで人気の高いインコたちを紹介しました。

よく喋るインコの種類としては、以下のような種類が挙げられます。

  • セキセイインコ
  • マメルリハ
  • オカメインコ
  • ウロコインコ
  • ボウシインコ

セキセイインコは、日本でも人気のあるインコで、単語やフレーズを覚えるのが得意です。

  • 一番喋る鳥は【ヨウム】

ヨウムは、オウムの仲間で、セキセイインコよりもさらに多くの言葉を覚えられます。

インコをおしゃべりに育てるためには、以下のようなポイントがあります。

  • 覚えやすい言葉から教える
  • ヒナの時から教え始める
  • 毎日話しかけたくさん褒める
  • 複数飼いせず1羽で育てる

インコは、おしゃべりが得意な種類を選ぶことで、飼い主とのコミュニケーションを楽しむことができます。

また、おしゃべりを教えることで、インコの能力を引き出すこともできます。

今回紹介した方法を参考に、ぜひインコとおしゃべりを楽しみましょう。

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