サビ猫の性格は甘えん坊!美人でたぬき似で長生きなのに不人気なのはなぜ?

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「サビ猫の性格がきついと言われるのは本当なの?」

こんな風に思われている方も多いのではないでしょうか。

サビ猫は見た目と違い、とっても甘えん坊で飼っているとサビ猫の魅力に引き込まれていきます。

我が家のサビ猫は、母性本能もあり、子猫の世話などもしてくれるとても優しい子です。

この記事では、

  • サビ猫の性格は甘えん坊?
  • サビ猫ってどんな猫
  • サビ猫の特徴
  • サビ猫が長生きなのは本当?
  • サビ猫の魅力とは?
  • サビ猫の飼い方のポイント

など、サビ猫の魅力を紹介していきますので、参考にしていただけると幸いです。

サビ猫の性格は甘えん坊?

サビ猫にはメスがほとんどなので、性格的にメス特有の要素を持つ個体も多いようです。

初めて猫を迎える際、外見からはあまり「サビ猫」を選ぶ傾向はないかもしれませんが、実際には初心者にこそおすすめです。

サビ猫の基本的な性格は、

  • 賢い
  • 優しくて母性本能が強い
  • 警戒心は強いが慣れると甘えん坊

サビ猫は性格について紹介していきましょう。

サビ猫の性格:賢い

サビ猫は実は非常に賢い猫であり、猫たちの中で一番の優秀者と言われています。

多くが野良猫から来ており、感受性が高く、人の気持ちを敏感に察知し、空気を読むのが得意な性格の猫なのです。

もっぷ
もっぷ

洞察力や観察力は優秀で飼い主をじっくり観察していますにゃ

頭も良く、しつけには比較的手間がかかりませんが、その賢さゆえにこっそりとイタズラをするヤンチャな一面も見られます。

独特な柄から人気が低く、里親が見つかりにくいこともあり、これが原因で子猫は親元での成長期間が長くなり、社会性をしっかりと身につけるのです。

サビ猫の性格:優しくて母性本能が強い

メスがほとんどなので母性本能が強く優しい性格の持ち主で、愛情深い傾向があります。

もっぷ
もっぷ

子猫が生まれると、私たちは熱心にお世話して、しっかりとしつけをするので、安心して子猫のケアを任せてほしいですにゃ

控えめな愛情表現を持つサビ猫は、面倒見がよく環境への順応力が高いため、協調性もあり、多頭飼いをしても喧嘩などがなく円滑に共存できるでしょう。

サビ猫の性格:警戒心は強いが慣れると甘えん坊

サビ猫は主にメスが大半を占めているため、一般的に警戒心が強く怖がりな性格の子が多いと言われています。

我が家のサビ猫も最初は、息子がちょっとしたいたずらを仕掛けてしまったため警戒心がさらに強くなり、すぐに友好的になることは難しくなってしまいました。

もっぷ
もっぷ

ほんとにあの時はびっくりして怖かったにゃ

でも、時間をかけて信頼関係を築くと、サビ猫は本来の甘えん坊でツンデレな性格を発揮するにゃ

比較的控えめながらも、擦り寄ったり膝に乗ったりといった仕草や行動を通じて、飼い主に対する深い信頼が感じられることでしょう。

彼らは最初心を開くのに時間がかかるかもしれませんが、一度信頼を築くと非常に甘えん坊になります。

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サビ猫ってどんな猫?

元々サビ猫は、「錆猫」と漢字で表され、黒と茶色の文字通り鉄が錆びるような被毛を持つ猫を指しています。

日本では古くから存在し、時折三毛猫の一部と見なされますが、実際の色合いは黒と茶色など2色で構成され、二毛猫とも呼ばれます。

もっぷ
もっぷ

模様や柄は複雑で、べっこうのような美しさから「べっこう猫」と呼ばれたり、まとまりのない色から「ぞうきん猫」とも言われてるにゃ

古い浮世絵などにはサビ猫の描写が少ないことから、当時はあまり人気のない猫だった可能性が考えられます。

一方で、血統書付きの長毛種や短毛種の中には、まれにサビ猫が誕生することもあります。

  • 「べっ甲猫」は、茶色の毛に黒い模様の猫
  • 「サビ猫」は茶トラ柄に黒が混ざった猫
  • 「灰錆び猫」は灰色や薄茶の模様がある猫

基本的にこれらの猫は総じて「サビ猫」と呼ばれています。

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サビ猫の特徴とは

ペットを選ぶ際、飼いやすさだけでなく性格などの内面を重要視されますが、同時に寿命やその他の特徴にも注意しましょう。

  1. サビ猫は丈夫で病気になりにくい健康体
  2. サビ猫は抜群の運動神経
  3. サビ猫は「メス」が大半オスは希少

ここでは、サビ猫の特徴を詳しく紹介していきます。

特徴①サビ猫は丈夫な健康体

サビ猫は主に野良猫の雑種で構成されているため、一般的に丈夫な体を持っています。

もちろん、生まれつきの病気がある場合は別ですが、

もっぷ
もっぷ

通常は病気になりにくく、風邪をひいても比較的早く回復すると言われてるにゃ

ただし、先述のようにサビ猫の性格や体力などは一匹一匹異なるため、健康であるからといって無闇に安心せず、慎重に注意を払いましょう。

特徴②サビ猫は抜群の運動神経

サビ猫は小さな頃から活発で好奇心旺盛な性格の子が多く、遊びの中で体が鍛えられて運動神経が抜群です!

積極的に運動することは健康に良いだけでなく、飼い主と一緒に遊ぶことで絆も深まるでしょう。

彼らはスラリとした手足が長く、良いスタイルを持っている子が多いように感じられます。

特徴③サビ猫はメスが大半でオスは希少

三毛猫はほとんどがメスだという話はよく知られていますが、サビ猫も同様で、オスが生まれる確率は3万分の1だそうです。

そのため、オスのサビ猫を見つけるのは非常に珍しいことです。

  • 猫の染色体は全38本、うち2本は性別を決定
  • 性別を決定する2本の染色体:メスの染色体はXX/オスの染色体はXY
  • 茶と黒の毛色の遺伝子はX染色体にのみ影響、白の毛色の遺伝子は両方の染色体に影響
  • メスの染色体がXX:茶と黒の毛色を同時に持つことができる
  • メスの毛色は最大で白黒茶の3色、オスの毛色は白黒か白茶の2色までに制限される
もっぷ
もっぷ

サビ猫のように黒と茶の毛色を同時に持つのは、私のようなメスのみにゃ

ただし、まれにXXYの染色体を持つ染色体異常のオスのサビ猫が誕生する可能性もあります。

サビ猫が長生きなのは本当?

ペットとして飼う際に気になるのは寿命に関することですが、サビ猫を含む雑種である三毛猫などの雑種は長い歴史の中で受け継がれてきた頑強な遺伝子を持っています。

そのため、純血種に比べて遺伝疾患や病気にかかりにくいとされています。

ペットとして室内で飼育し、健康的な環境を提供すれば、一般的な猫の寿命である15年以上生きる可能性があります。

もっぷ
もっぷ

ご長寿猫としてギネスにも登録されたのは、「フロッシー」という名前の英国で暮らしているメスのサビ猫で、27歳だそうですにゃ

我が家のサビ猫「もっぷちゃん」もしっかりと長生きしてほしいですね。

サビ猫の魅力とは?

サビ猫は、これまで「性格は悪い」「雑巾猫」や顔が怖いなど言われていました。

しかし、最近少しずつサビ猫の魅力に引き込まれる方も出てきているようです。

ここでは、サビ猫の魅力について

  • サビ猫は美人でたぬき似
  • サビ猫は柄がランダムで個性的
  • サビ猫は幸運を呼ぶ

以上の魅力について紹介していきます。

魅力:サビ猫は美人でたぬき似

サビ猫はハードな毛色が特徴的ですが、その反面、非常に可愛らしい顔立ちの猫が多いです。

この理由として、サビ猫は主にメスが多いことが挙げられます。

オスは凛々しい顔つきが一般的ですが、一方でメスは穏やかな「たぬきのよう」と言われる位、可愛らしい表情が特徴的な個体が多いと言えます。

もっぷ
もっぷ

主さんは私のこと「ゴジラみたい」と言います…失礼ですにゃ

こちらの動画でもタヌキのようなサビ猫の魅力が分かると思います。

魅力:サビ猫は柄がランダムで個性的

サビ猫は、「べっこう」とも呼ばれる美しい毛色を持つ猫の一種です。

黒と茶色の比率や模様の配置は、それぞれの個体によって異なります。

他の模様の猫にも言えることですが、サビ猫は特に毛色に個性がより顕著に現れるようです。

もっぷ
もっぷ

模様はランダムで「雑巾猫」や「汚い柄」と一見されるけれど、この個性に引き込まれる人も増えてきているんだにゃ。

子猫の段階では模様がはっきりしなくても、成長と共に独特で変化に富んだ模様が現れ、人々を魅了してしまうのでしょう。

魅力:サビ猫は幸運を呼ぶ

「福猫」とも呼ばれるサビ猫は、幸運をもたらす猫とされています。三毛猫特有の白・黒・茶(赤)の毛色は、幸福のシンボルであり、魔を払う意味があるとされています。

彼らは共感力に富み、飼い主の感情を敏感に察知し、癒しをもたらす存在としても親しまれているのです。

また、オスの存在が非常に希少であることからも、サビ猫は一般的に幸運を運ぶ存在として広く認識されているかもしれません。

サビ猫のスピリチュアルな意味とは?性格や特徴など魅力に迫る!こちらでもサビ猫の魅力をたっぷりと紹介しているので、気になる方は合わせてチェックしてみてください。

サビ猫が不人気といわれる理由は?

サビ猫は他の猫と比べ、不人気の猫ですが、その理由はサビ猫特有の個性的な毛色に対する好みが分かれるからです。

見た目は暗くて地味に見えるかもしれませんが、実際には非常に優しく協調性があり、賢く空気を読めるため、飼いやすい猫と言えます。

我が家のサビ猫は、最初はとても警戒心が強く、普段は寄ってくることもないのですが、ふとした時に甘えてくるギャップはたまりません。

好みが分かれる柄ではありますが、サビ猫の内面を知れば知るほど、その魅力に引き込まれていくことでしょう。

サビ猫の飼い方のポイント

サビ猫は基本的に純血種ではないため、ペットとして迎え入れる場合は里親になることが一般的です。

サビ猫をお迎えする際は、いくつかのポイントをご紹介します。

  • 急に距離を縮めないように
  • ストレスには要注意
  • しつけは充分に
  • 差別しないで平等に
  • しっかりと褒めてあげよう

これらのポイントを詳しくご紹介します。

ポイント①急に距離を縮めようとしない

サビ猫は一般的に警戒心が強いです。

そのため、サビ猫がまだ心を開いていない時に強制的に近づいたり、触ったりすると怒って逃げてしまう可能性があります。

ついつい構ったり、触って抱っこしたくなりますが、最初は慎重に!

まずは彼らが慣れるまで焦らず、サビ猫の気持ちを尊重して、彼らが歩み寄ってくるのを待つようにしましょう。

ポイント②ストレスには要注意

サビ猫は母性本能が強く、協調性が高いため、ストレスをためやすいと言われています。

ストレスの蓄積は健康に良くないので、家の中にリラックスできる場所を用意してあげることが重要です。

特に多頭飼いの場合は、他の猫に遠慮してしまうことがあるため、飼い主が率先して気を配ることが大切です。

もっぷ
もっぷ

私だけの時には、甘えに行ってるにゃ

甘えん坊なら一緒に過ごす時間を作り、遊び好きなら定期的におもちゃで遊んであげるようにしましょう。

ポイント③しつけはしっかりと

猫は基本的に躾が難しい動物ですが、サビ猫は賢く空気も読めると言われています。

もっぷ
もっぷ

「これはしてはいけない」と教えてもらえれば、それを繰り返さないですにゃ

したがって、基本的なしつけを行えば特に問題は生じませんが、その賢さからくる飼い主が見ていない場所での悪戯の可能性があります。

飼育初心者でも飼いやすい猫といえますが、賢いからこそ放置せず、しっかりとしつけをすることが大切です。

ポイント④差別しないで平等に

様々な毛色の猫が存在する中で、人気が低いと見なされがちな毛色もあります。

そのため、サビ猫はどんな柄でも平等に愛情を注げる人にとって、飼う価値のある猫です。

もちろん、他の家族も見た目で差別しないか確認した上で、家族に迎え入れることを検討しましょう。

ポイント⑤しっかりと褒めてあげよう

いけないことをして注意された際に即座に理解を示してくれるのと同等に、褒められたこともしっかりと理解出来る賢さを持っているサビ猫です。

しつけとして良いことと悪いことの区別をしっかりとつけることによって、更に一緒に暮らしやすい性格に育ってくれますよ。

サビ猫の性格は甘えん坊?悪い?のまとめ

サビ猫の性格はまさに甘えん坊!愛くるしい彼らは飼い主に寄り添い、一緒に過ごす時間を楽しむことが大好きです。

  • サビ猫の性格は甘えん坊?
  • サビ猫の特徴
  • サビ猫の魅力とは?
  • サビ猫の飼い方のポイント

以上のことを解説してきました。

賢くて理解力も高めなので、しつけもスムーズで、その個性的な毛色に魅了される人も多くいますね。

サビ猫は見た目だけでなく、その内面の魅力も掘り起こされるべき存在ではないでしょうか。

一度心を開いてくれれば、猫との絆は深まりっぱなしです。

家族に迎えるなら、サビ猫の優しさと賢さに包まれて、毎日が幸せに満ちていくこと間違いなしですね。

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