特撮ファンの間でじわじわ注目度が高まっている鍜治洸太朗(かじ こうたろう)さん。
『仮面ライダーゼッツ』では、主役を支える“縁の下の力持ち”としてアクションシーンに大きく貢献しているスーツアクターさんです。
名前は知らなくても、
「あの華麗な跳び蹴り!」
「敵キャラの動きがすごくリアルだった!」
と、画面越しに彼の動きを目にした方はきっと多いはず。
この記事では、鍜治さんの担当キャラ、魅力、過去作品、そしてゼッツでの活躍を分かりやすく紹介します。

敵役やサポートヒーローとしてアクションを磨き続け、視聴者の心を掴んでいる実力派です。
鍜治洸太朗(かじ こうたろう)さんとは?まずはプロフィールをチェック
まずは基本情報からご紹介します。
鍜治洸太朗さんは、特撮作品を中心に活躍するスタントマン・俳優・スーツアクター。
ジャパンアクションエンタープライズ(JAE)所属の45期生で、平成後期~令和のヒーロー作品では欠かせない存在です。
●プロフィール
- 名前:鍜治 洸太朗(かじ こうたろう)
- 生年月日:1995年1月23日(2025年で30歳)
- 出身地:長崎県(佐世保市との記載もあり)
- 身長:175cm
- 特技:水泳、スキューバダイビング
- 所属:JAE 45期生
水泳やスキューバなど“体幹が鍛えられるスポーツ”が得意で、そのバランス感覚はアクションにも存分に発揮されています。
また、鍜治さんは顔出し俳優としても実力派。
NHKの朝ドラ『とと姉ちゃん』や、『相棒 season19』『スニファー 嗅覚捜査官』など、民放ドラマにも幅広く出演。
舞台やイベントショーでも存在感のある演技を見せています。

アクションの確かな技術に加え、ドラマ出演経験も豊富な“動きのプロ”。特撮ファンから長く愛される理由がここにあります。
鍜治洸太朗は仮面ライダーゼッツで何役?担当スーツ&活躍シーンを解説
『仮面ライダーゼッツ』では、鍜治洸太朗さんは 「主役のスーツアクター」ではなく、作品を支える複数キャラのアクション担当 を務めています。
●担当キャラ
- 主役・ゼッツ(スーツアクター新田健太さん)のサポートアクション
- 敵勢力「ナイトメア」側の怪人役
- サポートヒーローのスーツアクション
つまり作品全体の戦闘シーンを“縁の下から支える存在”。
ストーリーに合わせて役柄を変えながら多彩な動きを見せてくれるのが鍜治さんの魅力です。
●活躍シーン
特に注目されたのが、物語前半の乱戦シーン。
壁蹴りからの高速ダッシュ、ワイヤーによる急上昇、空中旋回など、鍜治さんの身体能力が光るシーンが続き、視聴者のSNSでも「この怪人の動き誰!?」「めっちゃキレある」と話題に。
また、ゼッツが苦戦する場面でサポートヒーローとして駆けつける姿も必見。
スーツアクターならではの細かい体の使い方で、キャラクターの性格や強さをしっかり“体で表現”しています。
2025年11月にはリハーサル中のワイヤーアクションで負傷し、復帰が待ち望まれている状況との情報も。
それだけ危険と隣り合わせの仕事でありながら、毎回全力のアクションを届けてくれていることが分かります。

怪人でもヒーローでも自在に演じ分け、メリハリあるアクションで画面を盛り上げています。
なぜ鍜治洸太朗のアクションが評価される?スーツアクターとしての強み
鍜治さんのアクションは業界でも高く評価されています。その理由は大きく3つ。
●① ワイヤーや高難度スタントに強い
壁蹴り・空中移動・ダッシュからの跳躍…など、動きの切れ味が違う!
重いスーツを着ているとは思えないほど軽やかで、アクションに“滑らかさ”が感じられます。
●② 技術×体幹が作る“美しい軌道”
水泳で鍛えた身体能力のおかげか、空中の姿勢がとても安定していて、一つ一つの動作がきれい。
視聴者が「強そう!」と感じる理由は、この軌道の美しさにもあります。
●③ 現場の信頼が厚い
共演者からは
「技術も精神力も高い」
「安全に気を配るプロ」
「後輩のフォローも丁寧」
など、信頼の言葉が多数。
変身ポーズひとつにも細部までこだわり、何度もトレーニングを積み重ねるなど、裏側での努力が評価されています。

ただ“動けるだけ”じゃない。美しさ・安全管理・チーム力、すべてを兼ね備えたプロフェッショナルです。
これまでの出演作品も紹介!仮面ライダー以外での活躍は?
鍜治さんは仮面ライダーだけでなく、スーパー戦隊、映画、ドラマ、舞台など幅広く出演。
その“引き出しの多さ”も魅力のひとつです。
●スーパー戦隊シリーズ
- 動物戦隊ジュウオウジャー
- 宇宙戦隊キュウレンジャー
- 快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー
- キングオージャー、ドンブラザーズ、ゼンカイジャー など多数
アクションクルーから怪人役まで、幅広いポジションを担当。
●特撮映画
- 『スーパー戦闘 純烈ジャー』(純バイオレット役)
- 『パンク侍、斬られて候』(腹ふり衆)
- 『劇場版 リュウソウジャーVSルパパト』など
特に純烈ジャーではキャラクター性の強い役として存在感を発揮。
●ドラマ
- NHK朝ドラ『とと姉ちゃん』
- 『青天を衝け』
- 『スニファー 嗅覚捜査官』
- 『相棒 season19』など
芝居もこなす“演技派アクション俳優”として注目されています。
●舞台・イベント
- JAE卒業公演
- ロックミュージカル BLEACH
- シアターGロッソのヒーローショーでメインキャスト
ショーでは観客の前でアクションを披露するため、スーツアクターとしての瞬発力、表現力がより磨かれています。

特撮・映画・ドラマ・舞台まで万能!「動きのスペシャリスト」と呼ばれるのも納得のキャリアです。
まとめ|鍜治洸太朗さんはゼッツのアクションを支える重要キャスト!
鍜治洸太朗さんは、『仮面ライダーゼッツ』のバトルシーンを裏から支える超重要キャスト。
怪人役からサポートヒーローまで器用に演じ分け、ダイナミックでキレのあるアクションで作品に厚みを持たせています。
技術・体幹・センス・誠実さ…そのすべてが揃った“動きのプロ”として、令和の特撮界でますます存在感が増すはず。
復帰後の活躍にも、ファンからの期待が高まっています。

ゼッツを影から支える頼れるアクション俳優!今後の作品でもきっと魅力たっぷりの動きを見せてくれます。



