毎年10月に開催される「箱根駅伝予選会」は、年明けの本戦へ進む大学が決まる重要な舞台。
2026年に向けて、どの大学が突破を果たすのか、駅伝ファンだけでなく幅広い世代の人々が注目しています。
予選会は、関東学連に所属する大学がしのぎを削り、10〜13校前後が本戦の切符を手にします。
上位常連校の安定した走りもあれば、ダークホース的存在の躍進もあり、毎年のように「涙と歓喜」が交錯する感動的な大会です。
今回は、2026年の予想順位や注目校の戦力分析、さらにエース候補選手の個人成績までをまとめてご紹介します。
観戦の前に一読いただくと、テレビや現地応援がより面白く感じられると思いますよ。
箱根駅伝予選会2026の予想順位は?上位校をチェック
戦力や直近の駅伝成績を考慮した予想では、大東文化大学、順天堂大学、立教大学、日本大学などが有力候補として名前が挙がっています。
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大東文化大学は安定感が抜群で、チーム全体の平均タイムも優秀。着実に本戦へ駒を進める可能性が高いと見られています。
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順天堂大学は若手の台頭が目立ち、10000m28分台ランナーが複数名おり、連続通過の堅さが光ります。
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立教大学は経験豊富な4年生と伸び盛りの選手が揃い、レース運びの巧みさに注目。
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日本大学はエース・キプケメイ選手や冨田主将ら強力布陣で、チーム全体の戦力は抜群です。
そのほか、東海大学や駿河台大学、東京農業大学、山梨学院大学、専修大学なども通過ラインに絡むと予想されています。
毎年のことですが、下位争いは数秒差でのデッドヒートとなるため、最後まで目が離せません。

今年の突破候補は大東文化大・順天堂大・立教大・日本大が中心。東海大や駿河台大といった伏兵の存在も順位を大きく左右しそうです。
青山学院大学はどうなる?シード権校の戦力分析
予選会の順位予想を語る上で、やはり無視できないのがシード権を持つ強豪校。
中でも青山学院大学は常に優勝候補の一角として注目されています。
2025年の大会で総合優勝を果たした青学大は、上り下りに強い選手が揃い、層の厚さを証明しました。
ただ、最強世代と呼ばれた4年生の多くが卒業し、「戦力ダウンでは?」という声も。
しかし、新主力として黒田朝日選手(2区)、塩出翔太選手(8区)、小河原陽琉選手(1万m28分台)、さらには復活を遂げた折田壮太選手らが台頭。
2年生~3年生世代の伸びが大きく、チーム力は依然としてトップクラスです。
監督・原晋氏のもとで「型が固まったチームは強い」と言われる通り、3連覇も視野に入る布陣と見られています。

青学大は主力卒業で戦力低下と見られつつも、新世代の伸びが著しく、今年も優勝候補。3連覇を狙える力があります。
亜細亜大学に注目!復活への期待と見どころ
2006年に劇的な逆転優勝を果たした亜細亜大学は、長らく低迷が続いていましたが、近年は復活の兆しが見えています。
大きなスター選手はいないものの、若手主体の育成が実を結びつつあり、1万m29分台〜30分台前半の選手が揃ってきました。
「全員が粘り強く走れる集団」として評価され、予選突破の可能性が現実味を帯びてきています。
終盤に失速せず、最後まで粘り抜くことができれば、本戦出場も十分狙える位置。
ファンやOBからも「もう一度、奇跡を!」という熱い声援が寄せられています。

亜細亜大はスター不在ながら全員の粘り強さが光り、予選突破も視野に。復活ロードに期待が高まります。
個人成績で注目のランナーは誰?エース候補を紹介
予選会はチーム戦であると同時に、個人成績にも大きな注目が集まります。
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日本大学のジャン・キプケメイ選手は10000m27分20秒台の快足ランナーで、予選会トップを争う実力者。冨田悠晟選手も安定感があり、日本大の二枚看板として存在感抜群です。
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大東文化大学は入濱輝大選手の安定感に加え、2年生の大濱瑠登選手が勢いを増しています。
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明治大学の森下翔太・吉川響・堀颯介といった4年生トリオも強力で、個人成績上位に名を連ねる可能性が高いです。
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青山学院大学の黒田朝日・塩出翔太・小河原陽琉らも三大駅伝経験を持ち、安定したタイムで走れるのが強み。
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山梨学院大学のブライアン・キピエゴ選手は、過去の予選会でも常に上位に食い込む外国人エースです。
こうしたエース級が前を引っ張る一方、最終的に勝敗を分けるのは「10番手の選手がどれだけ粘れるか」。
集団走の安定感こそが、予選突破のカギを握ります。

個人成績の主役はキプケメイ選手や青学の黒田選手らエース級。ただし本戦切符は「10人全員の粘り」で決まります。
まとめ|2026年予選会は波乱含み?見どころを楽しもう
2026年の箱根駅伝予選会は、大東文化大学や順天堂大学といった有力校が軸となりつつも、日本大や立教大、東海大、そして復活を狙う亜細亜大など多彩な大学が参戦します。
シード校・青山学院大学は3連覇を狙える強さを保ち、國學院大や駒澤大といったライバルとの上位争いも注目ポイント。
本戦常連校に加え、ダークホースの快走もあり、まさに「戦国駅伝」の様相です。
テレビやネット配信で観戦する方も、現地に応援に行く方も、それぞれのドラマを一緒に楽しみましょう。
予選会をチェックしておくと、本戦の楽しみが何倍にも広がりますよ。

今年の予選会は混戦必至。大本命の強豪に加え、復活を狙う大学やダークホースの台頭が見どころです。
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