「またコードかじってる…」
家庭で猫を飼っていると、電気コードをかじるという行動が時折見られませんか?
その仕草は可愛らしく見えますが、実は大きな危険を伴います。
私の愛猫も、携帯の充電コードやイヤホンなどかじる事が多く困ってました。
この記事では、「猫がコードをかじる防止策」に焦点を当て、100均アイテムを活用した手軽な方法について詳しくご紹介します。
猫の行動理由やコードをかじる危険性、感電事故に対する対処法など、飼い主として知っておくべき情報を網羅的に解説するので、安全で快適な環境づくりの参考になれば幸いです。
猫がコードをかじる簡易防止策5つ
猫がコードをかじる行動は、飼い主にとって気になるポイントですよね。
コードをかじると新たに購入しなければならない上に、猫が感電する危険性もあるため、手軽にできる防止対策を紹介していきます。
- (100均アイテム)ケーブルチューブでコードを覆う
- (100均アイテム)コンセントカバーやキャップで塞ぐ
- ワイヤレスのものに変更
- 猫が嫌う匂いのスプレーで防止
- 使用時以外はしまっておく
以上の対策をそれぞれ詳しく解説します。
対策①(100均アイテム)コードチューブでコードを覆う
まず、ダイソーなどで購入できるコードチューブがおすすめで、電気コードを覆ってしまうため、猫がかじることが難しくなります。
こちらの「コードチューブ」はダイソーで購入してきました。
このように非常に簡単に対策できるためおすすめです。
さまざまな太さが用意されており、コードに適した太さのタイプを選んで購入できます。
対策②(100均アイテム)コンセントカバーやキャップで塞ぐ
猫がコードをかじるのを防ぐための簡単な方法の一つに、コンセントカバーやキャップを活用することがあります。
これらのアイテムは100均でも手に入るため、手軽に試すことができます。
コンセントカバー
コンセントカバーは、コンセントの穴をしっかりと塞いでしまうものです。
猫がコードをかじる際にコンセントに近づくことができないため、かじる行動そのものを防げるでしょう。
コンセントキャップ
このキャップでコンセントを塞いでおけば、うっかり猫が指などを入れたりしてしまうのを防止できます。
これらのアイテムを使用することで、猫が電源コードにアクセスする可能性を大幅に低減させることができます。
ただし、適切に取り付けることと、猫にとって安全な素材を選ぶことが重要です。
コンセントカバーやキャップを活用して、猫の安全を守る一環として考えてみましょう。
対策③ワイヤレスのものに変更
猫がコードをかじる対策の一つとして、ワイヤレスの電子機器に切り替えることを検討してみましょう。
私もワイヤレスのイヤホンに変えてからは、かじられる度に新しく購入という無駄なことも無くなるのでもっと早く変えておけばと思いました。
ワイヤレスは、コードないから、コードで遊んだりかじったりできないにゃ。
また、ワイヤレスのキーボードやマウスなどの周辺機器も、デスクトップ周りを整理する上でとても便利です。
ワイヤレス化によって、コードによる誘惑や危険性を排除できる一方、猫にとっても快適な環境を提供できるので、猫の安全を考える上で、ワイヤレスの利用を検討してみる価値があるでしょう。
対策④猫が嫌う匂いのスプレーで防止
猫がコードをかじる対策の一つのアプローチとして、猫が嫌う匂いのスプレーを活用する方法があり、これをコード周辺に噴霧します。
これにより、猫がコードに近づくのを避けることが出来るでしょう。
ただし、ペットに無害なものを選ぶようにしましょう。
一部の猫は香りに敏感でないこともあるため、効果には個体差があるため、試してみて効果をチェックし、猫の安全を守る一環として利用してみてください。
対策⑤使用時以外はしまっておく
こちらも100均で購入したケースですが、猫がコードをかじるのを防ぐ対策として、使用していないコードは収納しておけば猫がかじることも防止できます。
私もうっかりコードを放置することが多かったので、100均アイテムの小物入れやコードボックスなどを使用すれば、コードが床に転がっている状態を避けられます。
コードを机の引き出しややテーブルの裏など、入りにくい場所にあると、かじる誘惑が減少してしまうにゃ。
ただし、猫にとっても興味を引かないような注意も必要で、コードが垂れ下がっていると、それ自体が遊びの対象になる可能性もでてきます。
猫の安全の確保していくために、コードを隠すだけでなく、使用していないコードは収納し猫がコードをかじる対策をしっかりと行いましょう。
猫がコードかじる理由とは?
猫がコードをかじる行動にはいくつかの理由が考えられます。
- 好奇心と遊び心
- 歯が生え変わる期間
- ストレスや不安
飼い主として、その理由を理解して対策をしていきましょう。
以上のような理由が考えられ、それぞれ説明していきます。
理由①好奇心と遊び心
猫は自然と遊びを求める生き物なので、単に遊ぶことが好きで遊んでしまうという要因と、電気コードのような細長い物が噛みやすいという理由も存在します。
このコードは細くしなやかで、触れると程よい硬さがありつつもしっかりとした張りを持っているので、猫にとっては最適な遊び道具なのかもしれません。
また、蛇や虫など捕まえようとする感覚コードに、じゃれている可能性も考えられます。
理由②歯が生え変わる期間
子猫の頃には歯が生え変わる時期に、歯がむず痒く感じてコードをかじる行動が見られることがあります。
この頃の噛み癖が成猫になっても続くことがあり、成長することで噛む力も強くなり、コードが噛み千切られる可能性も高くなります。
私の愛猫も噛み癖が治らず、イヤホンなどのコードを嚙みちぎることが多くありました。
理由③ストレスや不安
環境の変化や不安定な状況が猫にストレスを与え、それを発散するためにコードをかじることがあります。
猫がストレスや不安を感じている時には、飼い主さんがしっかりと構ってあげることが大切で、おもちゃなどで遊んであげましょう。
猫がコードをかじる危険性
猫が電気コードをかじる行動は、その可愛らしい仕草とは裏腹に、いくつかの深刻な危険を伴います。
以下に猫がコードをかじることの危険性をまとめました。
これらのことを詳しく説明していきます。
危険性:感電のリスク
猫が興味本位でコードをかじることで、電気の通った部分に触れることがあるため、重篤な怪我や感電事故が発生するリスクが存在します。
電気が流れているコードの導線部分は、電気が通らないように絶縁材で覆われていますが、猫がかじることで、絶縁材として使われているゴムなどを噛み切ってしまう危険性も高くなります。
電気コードだけでなく、コンセントの穴にも指先が入ってしまうことで感電する可能性もあります。
危険性:火災の引き金
猫がコードを噛んだり噛み切ったりすると、断線やショートが起き、火災の原因となる可能性があり、家屋全体に被害が及ぶことも考えられます。
また、日頃の生活の中でもコードの傷を見落としたまま電化製品を使用することも、非常に危険なため注意が必要です。
猫がコードをかじることで、火災の引き金となる可能性も高くなってしまいますので、十分に注意して防止するようにしましょう。
危険性:健康への影響
猫がコードをかじることで感電してしまったときに、軽いやけどや一時的なしびれで収まる場合もあれば、重症になると不整脈や肺水腫、重度のやけどなど非常に危険で命に係わるリスクも高くなります。
また、猫がコードをかじると、破片を飲み込むリスクもあり、消化器官に問題が生じる可能性があります。
飲み込んでしまった破片が小さければ、排泄物で出てくる可能性もありますが、腸に詰まってしまうことで腸閉塞になるリスクも高くなります。
これらの危険性を考慮すると、猫がコードをかじる行動は軽視できない問題です。飼い主としては、適切な対策を講じて猫の安全を確保することが重要です。
猫がコードをかじることで感電したとき
猫が電気コードをかじって感電してしまった場合、迅速な対応が必要です。
以下はその際の注意点です。
それぞれ詳しく説明します。
電源を切る
猫がコンセントやコードの近くで倒れているのを見つけた時には、感電の可能性を考えて、猫がかじったコードの電源を切ることが最優先です。
この時、慌てて猫の体に触れたりすると、飼い主さんが感電するリスクもあるため、ゴム手袋などの電気を通しにくいものを身に着けてから猫の体をコードなどから離すようにしましょう。
速やかに動物病院へ連れていく
猫が感電して動物病院へ連れていく場合、帯電していないことが確認出来たら、猫の体をタオルに包みキャリーバッグに入れて、速やかに連れていきましょう。
この時に、猫の顔を横に向けて呼吸がしやすい状態にして、十分に注意して連れて行き、猫の健康状態を検査してもらうことが重要です。
猫の感電事故は避けるべきですが、もしもの場合に備えて冷静な対応が必要となり、速やかな獣医の診断と治療を受けて、猫の安全を守るように心がけてください。
猫がコードをかじる防止策のまとめ
猫がコードをかじる危険性を軽減するためには、いくつかの手軽な防止策があります。
100均アイテムを活用する簡単で効果的な防止策やコードをかじる理由や危険性などについて説明してきました。
コードカバーやワイヤーホルダーなどを使って、猫がコードをかじることができないようにしていきましょう。
また、猫の好奇心を満たす適切な遊び道具を用意することで、コードへの関心をおもちゃの方へ向けさせることも一つの方法です。
猫の安全を確保するために、これらの防止策を組み合わせて実践しましょう。
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