10月に入り、秋の気配を感じる頃ですが、まだまだ台風シーズンの真っ只中です。
2025年10月9日現在、台風23号「ナクリー」が日本の南海上を北西に進んでおり、特に大東地方や沖縄本島への接近が予想されています。
旅行や出張、連休中の予定がある方は、進路や交通の影響が気になりますよね。
この記事では、台風23号の最新情報をもとに、進路・影響・交通・家庭での備えまでわかりやすくまとめています。
「大東島や沖縄への接近はいつ？」「飛行機は動くの？」そんな不安を少しでも解消できるよう、ポイントを整理しました。
台風23号2025の最新進路は？発生状況と今後の動きをチェック
2025年10月9日午前6時現在、台風23号（ナクリー）は北緯22度20分・東経135度55分付近を、時速約25kmで北西へ進行中です。
中心気圧は1000hPa、最大風速20m/s、最大瞬間風速30m/sと、勢力をやや強めながら日本の南海上を進んでいます。
今後は10日（金）ごろに大東地方へ接近し、翌11日（土）には奄美や九州南部の南側を通過する予想。
その後、進路を東寄りに変えながら本州南岸近くを進む可能性があります。
台風の進路にはまだ幅があるため、最新の気象庁やJTWC（米軍）予想を確認し続けることが大切です。
10日ごろ大東地方接近→11日にかけて沖縄や奄美へ。進路がブレやすいのでこまめなチェックが安心です
大東地方や沖縄本島への影響は？強風・高波・大雨に警戒
10日朝からは大東地方で風が強まり、最大風速20m/s・瞬間30m/sの予報。
沿岸部では波の高さ4～6メートルの高波が予想され、満潮時には高潮による浸水の危険も。
海岸や低い土地では冠水や道路の一時通行止めの可能性があり、外出を控えるのが安全です。
沖縄本島では、10日夜から11日にかけて暴風域に入る恐れがあり、強い風とともに局地的な豪雨や落雷、突風が発生する可能性も。
特に海辺や山間部では土砂災害にも注意が必要です。
10～11日にかけて沖縄・大東地方はピーク。高波と強風、満潮時間の浸水に要注意です
飛行機の欠航や遅延はある？那覇空港・離島便の運航状況を確認
台風23号の影響により、10日～11日にかけて那覇空港発着便の欠航・遅延が出る可能性が高まっています。
特に大東島・宮古・石垣・久米島などの離島便は早い段階で欠航が決定する場合が多く、すでに一部便で調整や運休の動きも見られます。
ANA・JAL・JTAなどの主要航空会社は、台風発生時に振替・キャンセル対応を実施することがあります。
出発前に公式サイトや那覇空港の運行情報ページを確認し、必要に応じて日程変更を検討しましょう。
また、台風接近時は滑走路が閉鎖されることもあり、**「当日朝に急遽欠航」**となるケースも少なくありません。
旅行・帰省の際は、余裕をもったスケジュールを立てるのが安心です。
離島便は早めの欠航が多い傾向。ANA・JAL公式サイトをこまめにチェックして予定変更を
船便・フェリーはどうなる？離島間のアクセス情報もチェック
海が荒れる台風シーズン、船便の運航状況にも注意が必要です。
沖縄本島と大東島を結ぶ「大東海運」の航路では、10日～11日にかけて早期運休の可能性が非常に高いと発表されています。
また、宮古島・石垣島・八重山諸島などの離島航路も、波の高さが4メートルを超えると欠航が相次ぐため、すでに一部では条件付き運航や事前中止の案内も出ています。
観光用の高速船や貨客船も同様に影響を受けるため、**「船が出ない＝島に数日足止め」**になる可能性を考えて、宿泊や食料の確保を早めに行いましょう。
10〜11日は大東航路・離島航路ともに運休の可能性大。宿やフェリー会社の最新情報を前日夜からチェック！
家庭でできる台風対策｜停電・断水・備蓄の準備リスト
台風が近づくと、停電や断水が起こることもあります。
家庭での準備を整えておくことで、いざという時の不安がぐっと減ります。
💡台風前の準備ポイント
- 窓・雨戸の補強：ガムテープや段ボールで割れ防止。
- 屋外の片付け：植木鉢や物干し竿、自転車など飛ばされやすい物は屋内へ。
- 停電対策：懐中電灯やLEDランタン、モバイルバッテリーを充電。
- 断水対策：飲料水（1人1日3L×3〜7日分）と生活用水を浴槽に確保。
- 食料備蓄：レトルト・缶詰・パックご飯など加熱不要の食品を準備。
- 情報手段：スマホ充電、携帯ラジオやポータブル電源を用意。
台風接近中は不要な外出を控え、カーテンを閉めて飛散防止を。
家族で避難場所や連絡方法を確認しておくのも大切です。
“3日分の備え”が安心ライン。停電・断水に備えて水・食料・照明・通信手段をチェック！
まとめ｜最新の台風情報をこまめに確認して安全に備えよう
台風23号（ナクリー）は、今後さらに発達しながら10日～11日にかけて沖縄・大東地方へ接近する見込みです。
高波や強風に加え、飛行機や船便にも大きな影響が出る可能性があります。
旅行や帰省を予定している方は、気象庁・航空会社・フェリー各社の公式発表をこまめに確認し、無理のない行動を心がけましょう。
また、家庭では停電や断水への備えを早めに行い、「食料・水・電源・情報手段」を確保しておけば、落ち着いて行動できます。
“最新情報×備え”が安心のカギ。焦らず冷静に、家族と一緒に安全に過ごしましょう
