「キジ白猫はどんな性格してるんだろう?」
こんな風に考えている方もいるのではないでしょうか?
我が家の愛猫はキジトラ柄が多い中で、唯一キジ白のメス猫は女王様キャラで、他の猫が近づくだけで怒るので、とにかくうるさい。
だけど、人にくっつくのが大好きで、とっても甘えん坊にゃ
美人で甘えん坊なキジ白猫の特徴や性格など、もっと知っていくために
- キジ白猫の性格は美人で懐かないのは本当?
- キジ白猫が美人と言われる特徴とは?
- キジ白猫のオスは珍しい?
- キジ白とサバ白の違いは?
- キジ白の飼い方のポイント
- キジ白猫の注意したい病気
これらについて、詳しく解説していきますので、参考にしてください。
キジ白猫の性格は懐かないって本当?
キジ白猫の性格には、元々のキジトラ猫の性格が反映されています。
- 警戒心が強く用心深い
- とても賢い
- 元気いっぱいで遊びが大好き
- 信頼を築くと甘えん坊になる
- 長毛種は穏やかで我慢強い
これらの性格について詳しく解説していきます。
キジ白猫の性格:警戒心が強く用心深い
キジ白猫は時折、キジトラ猫の性格が現れることがあります。
自然の中で暮らすキジトラ猫は、生存のために身を隠し、生活を守ってきた経験から、警戒心が強くなります。
知らない人に対しては非常に警戒心が強く、簡単には懐いてくれません。
慎重でよく観察し、慣れるのに時間がかかりますが、焦る必要はありません。
毎日愛情を持って身の回りのお世話してあげれば、必ず心を開いてくれるはずです。
姿が見えなくても、少し高めの声でゆっくり優しく話しかけることも効果的です。
キジトラ猫のスピリチュアルな意味は?キジ白も持っているキジトラの特徴や性格について詳しく解説しているので興味ある方は参考にしてください。
キジ白猫の性格:とても賢い
キジ白の性格には「非常に賢い」という特徴があります。
キジ白の猫の飼い主さんであれば、おそらくこれをよく感じているのではないでしょうか。
話しかけるとしっかり目を見てコミュニケーションとるような姿勢や、悲しい時や落ち込んでいる時は、寄り添って慰めてくれるような様子が見られますね。
キジ白猫は、用心深い性格と社交的で好奇心旺盛な性格がいると言われていますが、これは相手によって異なる性格を見せるとも言われています。
また、我慢強さや忍耐強さ、人間の行動をよく観察して真似る賢さも備わっています。
キジ白猫の性格:元気いっぱいで遊びが大好き
キジトラの特徴であるしま模様は、イエネコの祖先リビアヤマネコと同じく、獲物に忍び寄る能力を持つため、自然に溶け込んでいます。
この特長を引き継ぐキジ白とキジトラは、他の種類の猫に比べて狩猟本能が強く、元気いっぱいで遊びが大好きな傾向があります。
眠っていたと思ったら急に戦闘モードに切り替わり、見えない敵に向かって攻撃を仕掛ける激しい戦いの様子もよく見られます。
「我が家の猫、幽霊でも見てるの?」と心配になりますが、ご安心ください。
幽霊は存在しませんし、これはキジ白猫がよくする一人遊びなんですよ。
キジ白猫は、基本的にキジトラの特徴を備えており、非常に元気で運動量が多くなっています。
筋肉質な体つきで、特徴的な日本猫の代表的な体型には強く発達した後ろ脚があります。
キジ白猫の性格:信頼を築くと甘えん坊になる
これまで気難しく懐きにくい性格のような一面も見てきましたが、実はキジ白猫は信頼を築いていくととっても甘えん坊に変身します。
後をついてきたり、くっついて寝てくれたりと、その甘えっぷりは本当にかわいらしくてたまりません。
心を開くまでには時間がかかりますが、初めて猫ちゃんが自分からスリスリしてきたり、話しかけてきた時の感動は格別です。
同様に、白部分の毛色が多いキジ白猫は、野生の特徴や警戒心が少なく、人懐っこい性格がより顕著に現れるとされています。
初めてキジ白を迎えるなら、白い部分が多い方が飼いやすいかもしれませんね。
キジ白猫の性格:長毛種は穏やかで我慢強い
甘えん坊な一面がある反面、我慢強く大人っぽい穏やかな性格も持っています。
キジ白は一般的に忍耐力がある性格として知られていますが、特に長毛種は強い忍耐力があり我慢強い性格です。
長毛種の猫は寒い地域に生息していることが多く、寒さや食べ物の不足にも耐えてきたので、少しのことでは動じない穏やかな性格が形成されているようです。
例えば、飼い主が帰るのを玄関でじっと待っている姿なども見られます。
同時に、穏やかでかなり落ち着きがあるため、はしゃぐことはあまりありません。
キジ白猫が美人と言われる特徴とは?
日本の猫でよく見られる種類には「キジトラ」「サバトラ」「黒」「白」「三毛」などがいます。
毛色や模様によって、猫たちには異なる名前がついています。
では、キジ白猫が持つ特徴は何でしょうか。
初めて聞くという方は、まずこの猫の特徴をチェックしてみましょう。
キジ白猫の特徴①キジトラ柄に白色の混合カラー
キジトラ白、またはキジ白として知られている猫は、一般的にはキジトラの模様を持っています。
名前の通り、その特徴はキジトラの模様に白い毛色が混ざっていることです。
あたしはキジトラ模様がベースになっていますにゃ
個々のキジ白は色の調和が異なり、そのバリエーションこそが彼らの個性となっています。
同じように、キジトラ柄が基本ではなく、白い毛色が強調されているパターンもキジ白と呼ばれます。
白の割合が違うことによって個性を表し、それがキジ白の魅力の一部です。
キジ白猫の特徴②白い靴下を履いている
キジ白の中でも、特に注目されるのは、まるで白い靴下をはいているかのような「白ソックス」や「靴下」と呼ばれる模様です。
ただし、白靴下の部分は常に同じくっきりとした白ではありません。
片方だけが綺麗な白い靴下模様で、残りが白い靴下を履いていないキジ白も存在します。
あたしは両足とも白い靴下履いてるにゃ
また、中には小さなキジ模様があり、まるで穴の開いた靴下を履いているように見える子もいるんです。
私の愛猫は胸元からお腹のほうが白くなっていて、白い部分の配置はバラエティに富んでいます。
これらの色の調和の面白さが、キジ白の個性の一環なので、自分好みのキジ白猫を見つけるのも良いですね。
キジ白猫の特徴③ピンク又はこげ茶の肉球
愛らしい肉球は多くの人に愛されますが、実はこれは猫ちゃんの毛の色によってほぼ決まります。
キジ白の場合、肉球は主にピンクやこげ茶色であったり、あるいはそのミックスが一般的です。
ワンポイントのかわいらしい肉球は、本当に愛くるしいですよね。
キジ白猫の特徴④目の色はヘーゼルやオレンジ
キジ白猫の目は何色でしょうか?
生まれたばかりの子猫は、毛の色にかかわらず、美しい青色の「キトンブルー」を持っています。
しかし、生後2か月頃になると、個々のメラニン色素の影響で目の色が変わってきます。
キジ白猫の目の色でよく見られるのはヘーゼルカラーですにゃ。
オレンジとグリーンが混ざったようなこのヘーゼルカラーは、見ているだけで引き込まれる美しさがあります。
さらに、キジ白猫は一般的にオレンジ色の目を持つことがよくあります。
透き通ったオレンジ色の目も非常に可愛らしいので、キジ白猫の目の色も注意深く観察し、お好みの猫を見つけてみてください。
キジ白猫の特徴⑤鼻の色は様々ある
キジ白の猫は、鼻の色も特徴的です。
先ほど肉球や目の色は毛の色によって変わることを見ましたが、鼻の色に関しては毛の色とあまり関係ないようです。
それにより、キジ白猫の鼻はピンク、こげ茶、ベージュなど様々な色となっています。
しかし、キジ白の子猫は幼い頃は黒い鼻でも、成長するにつれてピンクや褐色に変化する傾向があります。
季節によって鼻の色が変わる子もいるようですにゃ。
これは鼻の血管によるもので、血管が収縮したり拡大したりすることで鼻の色が黒からピンクに変わったり、ピンクから褐色に変わったりするのです。
キジ白猫の特徴⑥額には「M」の字に見える模様がある
キジ白猫全てに当てはまるわけではありませんが、多くのキジ白猫は額部分に黒い「M」の字に見える模様が現れることがあります。
はっきりとした「M」模様が見られる子も多くいますが、模様の出方には個体差があるため、全てのキジ白猫に共通する特徴ではありません。
額に現れる「M」の字はキジ白の大きな特徴の一つと言えますにゃ。
また、目じりの黒いラインは「クレオパトラライン」と呼ばれているのです。
この「クレオパトラライン」があることで、顔のラインがオシャレでシャープに見え美人と言われるのかもしれませんね。
キジ白猫のオスは珍しい?
結論としてキジ白のオスは珍しくはありません。
猫の種類でオスの生まれる確率が低く、希少な存在であるのは「三毛猫のオス」はよく知られていますね。
オスの三毛猫が珍しいのは、通常「黒」と「オレンジ」の両方の色を同時に持てないからです。
他にも同時に「黒」と「オレンジ」が見られる毛色があります。
それがトーティ(またはサビ柄、べっこう柄)で、これも三毛猫と同じ理由で圧倒的にメスが多い特徴があります。
したがって、オスの猫が珍しいのは
サビ猫のスピリチュアルな意味とは?こちらでは、サビ猫の特徴や性格などについても解説しているので、気になる方は参考にしてください。
キジ白とサバ白の違いは?
「キジ白」と「サバ白」の大きな違いは、その色合いで、ほとんどキジ白と同じです。
額には「M」の字がしっかりと入っています。
キジ白は、白い毛のベースに「雉」に似た色の縞模様が入っているのに対して、サバ白は白い毛のベースに魚の「鯖」に似た色の縞模様が特徴です。
白いベースにシルバーが非常にマッチしており、美しい毛色ですね。
ちなみに、サバ白猫は時折「マッカレルタビー」とも呼ばれ、野生では見られない柄となっています。
サバ白の性格は?
サバ白猫の性格は、キジ白猫と同じく、まず警戒心が強いと言えます。
大きな音がすると驚いて逃げたり、たとえ大きな音でなくても、一度怖いと感じた音が鳴ったり、似た音がすると、迅速に安全な場所に逃げ込んでしまいます。
でも、一度人や家に慣れると膝に乗ったり、好奇心旺盛に活動するにゃ。
怖いと感じる音があっても、安全な場所に逃げ込むのではなく、むしろ飼い主の元に飛んでくる子もいます。
その様子はたまらなく可愛いですね。
また、人懐こい子が多く、訪れたゲストに挨拶する子もいるようです。
キジ白猫の飼い方のポイント
実際にキジトラ白を飼う際には、どの点に注意すれば良いでしょうか。
キジ白は、強い警戒心から怖がりで臆病な一面もあります。
- 安心して隠れられる場所を確保する
- 思い切り動き回れる空間をつくる
- 強制的に抱っこや構うことは避ける
キジ白を飼う際には、その習性に合わせた環境づくりがポイントになります。
それぞれ詳しく解説していきます。
飼い方のポイント①安心して身を隠せる場所を確保する
キジ白を飼う際は、いつでも身を隠せる場所を確保してあげましょう。
一般的にキジ白は非常に警戒心が強い傾向があります。
性格には個体差がありますが、猫は一般的に物音や見知らぬ人の気配に敏感で、怖がって隠れることがよくあります。
簡単に身を隠せる場所を用意し、安心できるスペースを整えてほしいにゃ。
キジ白のために段ボールやハウスを用意したり、クローゼットやタンスを少しだけ開けておいたりしておけば、猫が逃げ込めますね。
穏やかで安全な場所を整え、高い位置から周囲を見渡せるスペースも提供してあげましょう。
飼い方のポイント②思い切り動き回れる空間をつくる
キジ白は穏やかな性格ながら、活発な一面も備えています。
元気に動き回る際には、かなり高い場所にも飛び移ろうとします。
室内で飼う場合は、キジ白が活発に動けるスペースを確保することが大切です。
キャットタワーやキャットウォークなどを用意してもらえると、自然な動きを楽しめますにゃ。
また、野生の狩猟本能が残っているため、おもちゃで遊ぶことで狩猟本能を満たし、猫が満足感を得られるでしょう。
小動物のようなおもちゃや猫じゃらしを使って遊ぶことも重要です。
キジ白は豊富な遊びが、その警戒心からくる神経質さのストレス緩和にもつながります。
飼い方のポイント③強制的な抱っこや構うことは避ける
キジ白猫は抱っこが苦手な子が多いです。
強制的に抱っこしようとすると、ストレスになる可能性も高くなります。
私の愛猫も、しつこく構い過ぎてしまうと嫌がって怒ることもあるので、強制せずに様子を見ましょう。
猫は自分のペースを大切にしているため、強制的に構ったりせず、その子のペースに合わせて接してあげましょう。
嫌な経験を繰り返すとストレスの原因になり、警戒心を引き起こす可能性もあります。
キジ白猫の注意したい病気
キジトラ白は丈夫で、特にかかりやすい病気はありませんが、一般的な猫の健康については注意が必要です。
猫は腎臓や泌尿器系の問題にかかりやすい傾向があります。
新鮮な水を常に用意し、栄養価の高いキャットフードを与え、人間の食べ物は控えるようにしましょう。
定期的な検診もお願いにゃ。
猫の体調の変化に気づくために、水分摂取量やトイレの頻度、体重の変化などに留意しましょう。
キジ白は気難しい一面もありますが、愛情をたっぷり与え、健康管理に気を付けて長寿を願いましょう。
キジ白は美人だけど懐かない性格?のまとめ
この記事では、キジ白の特徴や性格、サバ白との違いや飼い方について詳しく解説してきました。
キジ白猫の性格は
- 警戒心が強く遊び好きで甘えん坊
キジ白の特徴
- キジトラ柄に白色の混合カラー
- 白い靴下を履いている
- 目の色はヘーゼルやオレンジ
- 「M」の模様あり「クレオパトラライン」が特徴で美人と言われる
キジ白のオスは珍しい
- キジ白のオスは珍しくはない
- 珍しいのは「三毛猫」「サビ猫」「べっこう猫」
キジ白とサバ白の違い
- 大きな違いは毛の色
- 白い毛のベースに魚の「鯖」に似た色の縞模様
- 「マッカレルタビー」と呼ばれ、野生では見られない柄
- キジ白と同じく警戒心が強い
飼い方のポイント
- 安心できる場所の確保
- 思い切り遊べるスペース
- 不必要に抱っこしない
気を付けたい病気
- 腎臓や泌尿器系の病気に注意
- 定期的に検診を受ける
キジ白猫は、気難しい一面もありますが、信頼を築いていくことで、とても甘えん坊になります。
キジ白猫を飼おうと思われたなら、このような性格などしっかりと理解してあげましょう。
私の愛猫も、ツンデレではありますが、ふとした時に甘えてこられると、可愛くて本当に癒されますよ。
猫は一匹一匹性格が異なるため、実際にはその子の個性に合わせて臨機応変に対応することが大切です。
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